仙台七夕まつり 戦後初の中止決定に波紋広がる ”新型コロナ”感染拡大で

引用元:TBC東北放送

 東北を代表する夏祭りが中止に追い込まれました。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年8月の仙台七夕まつりについて主催する協賛会は10日に中止を決定しました。中止は戦後初めてです。
 これは協賛会の鎌田宏会長が10日に記者会見し、発表したものです。協賛会は10日午後、役員会議を開き2020年の仙台七夕まつりの中止を決定しました。仙台七夕まつりは毎年、国内外から約200万人が訪れる東北を代表する夏祭りの1つです。しかし会場となる仙台市中心部のアーケード街は観光客らが密集し新型コロナウイルスの感染拡大に繋がりかねないため主催する協賛会は市民からの理解が得られないと判断しました。仙台七夕まつりが中止されるのは、戦後初めてです。仙台七夕まつりの前日に行われる予定だった仙台七夕花火祭も中止となりました。
 仙台七夕まつり中止の波紋は、様々なところに広がっています。仙台市若林区の鳴海屋紙商事。創業140年近い歴史を持つこの会社では企業から注文を受け毎年、まつりを彩る1000基の七夕飾りを作成しています。数井道憲社長は、中止は覚悟はしていたが、会社の主力事業だけに影響は大きいと話します。年明けから七夕まつりに向けた準備を進めてきましたが、まつり中止による減収は、年間売り上げの1割にのぼるということです。
 一方、仙台市青葉区一番町の菅原酒店では、40年以上、七夕飾りを手作りしてきたということで、まつりの中止に肩を落とします。2020年は、8月の開催に向けて1月から七夕飾り作りを始めていました。
一方、仙台市青葉区一番町の菅原酒店では、40年以上、七夕飾りを手作りしてきたということで、まつりの中止に肩を落とします。今年は、8月の開催に向けて1月から七夕飾り作りを始めていました。代表取締役の菅原克枝さんは「この状況だから無理かなとは思っていました。2021年は、その思いがきっと実現するので、みんな喜ぶと思います。七夕まつりを開くことができれば」などと話していました。

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