台風半年…県内水田95%復旧 涌谷町で 早くも田植え〈宮城〉

引用元:仙台放送
台風半年…県内水田95%復旧 涌谷町で 早くも田植え〈宮城〉

宮城県涌谷町では、4月16日、早くも早生品種のコメ・「おもてなし」の田植えが始まりました。去年、秋の東日本台風では、県内の水田も広い範囲で被害を受けましたが、全体の95%で田植えができるまでに復旧しました。

16日、田植えが始まったのは、涌谷町吉住にある黒澤重雄さんの水田です。
近所の人などが見守る中、12センチほどに育った「おもてなし」の苗が田植え機に積み込まれ、16日は50アールの水田に田植えを行いました。
「おもてなし」は、「ひとめぼれ」から突然変異で生まれた早稲品種で、黒澤さんが14年前から毎年、作付けしています。

コメ農家 黒澤重雄さん
「今年も『この時期が来たな』という感じで、例年通り田植えを始めた。おもてなしの刈り入れができる8月ごろには新型コロナも落ち着いて、新米を楽しめる時期になれば」

県の調査によりますと、去年10月の東日本台風では、県内の水田あわせて1万500ヘクタールで大量の土砂が流れ込むなど大きな被害が出ました。
しかし、その後の懸命な復旧作業によって、このうち95%の水田では、今年も例年通り、コメの作付けができるまでに復旧したということです。
県では、今年の県内のコメの収穫量の目安を34万トン余りとしていて、作付け面積を調整することでコメ不足など影響が出ないよう対応するとしています。
台風の影響は、ほぼ受けなかったという黒澤さんの水田では、例年通りお盆明けから8月下旬に稲刈りが行われる予定です。 仙台放送

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