県高校総体初の中止 新型コロナで選手の安全確保困難と判断

引用元:徳島新聞
県高校総体初の中止 新型コロナで選手の安全確保困難と判断

 徳島県高校体育連盟(県高体連)は1日、鳴門渦潮高で臨時の常任理事会を開き、6月5~8日(一部競技は前倒し実施)に予定していた第60回県高校総合体育大会の中止を決めた。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、選手や関係者の健康・安全を確保するのが困難と判断した。1961年に始まった県総体の中止は、今回が初めて。代替大会については、各競技専門部と開催に向けた協議を続けるとしている。

 県高体連は中止の理由について、現状での安全確保の難しさに加え、▽今後もコロナ禍終息に向けて感染機会の回避やイベント自粛が求められることが予想される▽休校措置により十分な練習時間の確保が困難な状況で、大会でのけがや熱中症などの事故発生が危惧される―ことを挙げた。

 常任理事会は委員16人が出席し、非公開で行われた。事務局によると、委員からは生徒の安全を心配する声が相次ぎ、中止に関しては異論は出なかったという。

 県高体連の藤井敬久会長は「協議を重ねた結果、全競技を中止とする本決定の趣旨をご理解いただきたい」とコメント。競技ごとの代替大会開催の可否に関し、大岩靖理事長は「時期や会場確保などの課題もあるが、可能な限りバックアップしていきたい」と話した。

 全国高校総合体育大会(インターハイ)と四国選手権は既に中止が決まっており、全国的にも県総体などの中止決定が相次いでいる。

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