「感染の波また来る。現在は訓練」 新型コロナ、高山医師が長期の対応を提言

引用元:沖縄タイムス
「感染の波また来る。現在は訓練」 新型コロナ、高山医師が長期の対応を提言

 沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩医師が4月27日、インターネット番組に出演し、新型コロナウイルス感染症に関する県内の現状や対応策について語った。高山医師は「今後また波が来ると想定し、現在の状況はその訓練だと思ってほしい」と提言した。

 出演したのは沖縄大学のサークル・沖大メディア研究所がフェイスブックで生配信した番組。高山医師は「外出自粛や来県自粛などの効果が表れてきているように見えるがまだ安心はできない」とし、「連休にはそれなりに県外との行き来があると予想されるので注意が必要」とした。

 その上で「仮に県内で封じ込められても、県外や海外で流行が続く限りまた新たに波が来る。2年程度と考えているが、長期的な取り組みが必要」と話した。

 番組のコメンテーターを務めた松本哲治浦添市長は「民主主義と人権を尊重しながら感染拡大を抑えるという難しい選択が迫られている」と語った。

 番組は沖大メディア研究所のフェイスブックで見られるほか、近日中に動画サイト・ユーチューブで配信予定。また5月3日にはラジオ沖縄の「沖縄羅針盤」で、同9日にはケーブルテレビのテレビにらいで放送する予定。

 放送を企画した沖縄大学非常勤講師の島田勝也さんは「科学に基づいて社会的な議論をしなくてはならないが、科学の部分がまだ人々に十分に伝わっていないことを懸念している」と話し、「大手メディアでは東京中心の報道が多くなる。現在の沖縄の情報を多くの県民に知ってもらいたい」と話した。

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