町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉

引用元:仙台放送
町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉

宮城県南三陸町の高校生が、町の課題解決のため、自分たちの考えを町長に伝える「議会」が開かれました。この日のために議論を重ねた高校生自身も町の良さに改めて気づく機会となったようです。 町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉 4つのグループが解決策を提案 南三陸町議会の議場に並ぶ町長と町の幹部たち。
議員の席に座っているのは、志津川高校に通う2年生の生徒16人です。
これは、町が抱える課題の解決やさらなる発展のため、高校生の目線から町に解決策を提案しようと始まった模擬議会で、今年で3回目となります。
この日は4グループに分かれて、それぞれが検討した課題の解決策を提案しました。 町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉 及川拓海さん 志津川高校2年生 議長
「防災グループ」
及川拓海さん
「防災グループ9番の及川拓海です。私たちはジュニアインターンシップで消防署に行った際に、消防署の方から消防団の若者が少なく、高齢化が進んでいるという話をお聞きし、その問題を何とか解決したいと思い、きょうのまちづくり議会に検討を重ねてきました。ご説明させていただきます」 町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉 消防団の高齢化対策を提案 このグループが提案したのは、消防団の高齢化への対策。
南三陸町には、定員500人に対し459人の消防団員がいますが、40代以上が6割を超えています。
グループは、南三陸町の防災クラブに所属する生徒をモデルにしたポスターの作製や、消防団に所属できる年齢を16歳に引き下げる提案をしました。 町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉 南三陸町 佐藤仁 町長 南三陸町 佐藤仁 町長
「入団年齢を16歳に改正することの、この16歳という根拠を一体どこから皆さんがはじき出してきたのか、お伺いできればと思います」 町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉 及川拓海さん 志津川高校2年生 及川拓海さん
「中学校・高校で防災教育をしていて、その中でも防災クラブの活動の中で、軽可搬ポンプ操法であったり規律訓練であったり、実際の消防団と同じような行動をしていることから、高校に入学後すぐにでも消防団に入団できるのではないかと、自分たちは思って、このように考えました」 町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉 町側は「すぐには難しいが検討したい」 南三陸町は、条例で消防団員の年齢を18歳以上としていて、町側は、すぐには難しいが検討したいと応えました。
高校生からはこの他にも、冬場の観光客を増やすため、志津川湾で屋形船を運行する案や、外国人観光客を増やすための調査を行う案、町のごみ処理について知ってもらうため、PRを強化する案が提案されました。 町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉 南三陸町 佐藤仁 町長 南三陸町 佐藤仁 町長
「高校生がただ単に言って、ここで終わって、セレモニーで終わる議会だったら意味がないと思っている。町としても子どもたちの思いに応えたいと思っています」 町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉 及川拓海さん 志津川高校2年生 南三陸町の課題について考え抜いた高校生たち。
同時に町の良さを知る機会にもなったようです。

及川拓海さん
「自分たちの意見をしっかりと伝えることができたので、よかったと思います」 町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉 後藤愛さん 志津川高校2年生 後藤愛さん
「今まで自分たちが知らなかった自然や観光地の良さを再発見することができました」 町の課題解決へ「高校生のまちづくり議会」…高校生が自分たちの考えを町長に提案〈宮城・南三陸町〉 佐藤由香さん 志津川高校2年生 佐藤由香さん
「これからもっと発展させていくために、自分たちにどういうことができるかを考えて、自分たちでもできることを実践していきたい」

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