混戦模様…松本市長選まで1ヵ月 6人が名乗り 戦後最多の争いか 主な政策は…? 

引用元:NBS長野放送
混戦模様…松本市長選まで1ヵ月 6人が名乗り 戦後最多の争いか 主な政策は…? 

 特集は、投票まで1ヵ月を切った松本市長選挙です。16日までに新人6人が出馬を表明し、戦後最多の争いとなる見込みです。混戦模様の市長選、立候補を表明した順に主な政策などをお伝えします。

臥雲義尚さん:
「誰も置き去りにしない、どの地域も取り残さない、誰もが豊かになれる町、そんな松本を私は皆さんと共につくってまいります」

 臥雲義尚さんは、元NHK解説委員で去年9月に立候補を表明しました。「静から動へ」が代表的なキャッチフレーズで世代交代への思いを込めています。

(2月10日 立候補予定者の話を聞く会)
臥雲義尚さん:
「市役所の改革をしっかり行って、観光や子育てや医療福祉あらゆる政策課題に取り組んでいく、土台ができると思っております」

 政策では、渋滞緩和や子育て支援の他、市役所の現地建て替え方針を見直して機能の分散やスリム化を打ち出しています。前回の落選をうけて、この4年間に後援会組織を強化し、元高校球児としてスポーツ団体などにも支援の輪を広げています。

(2月11日)
臥雲義尚さん:
「(Q.アピールポイント)4年間、松本のことを一番真剣に考えてきたということです。そのことについては誰にも負けない自信があります」

(2月15日 街頭演説)
花村恵子さん:
「どんどん声を上げてください。皆さんが住みやすい松本を自分たちで声を上げてつくっていく。そんな松本にしていきましょう」

 花村恵子さんはテレビ朝日の記者を経て、介護の現場で働き、「介護福祉士」の資格を取りました。キャッチフレーズは「つなげる、つながる」。多様性を認め合う街にしたいという思いです。

花村恵子さん:
「子育てをお母さんだけが負担するのではなく男性も共に楽しみ、子どものためにもお父さん、お母さん、地域の人たちが皆で子育てをしていく環境づくりをしたい」

 政策で掲げているのは、男性の育児休暇100パーセント取得や女性の就労を支える環境作り、高校生までの医療費無償化などです。介護をテーマにした対談など開いて知名度アップと無党派層への浸透を図っています。

花村恵子さん:
「(Q.アピールポイント)あとは介護の現場で培った力、マスコミで培かった発信力と思っています」

(2月13日街頭演説)
大月良則さん:
「即戦力の大月良則です。しっかりと培ってきた実務経験により、安心の市政、安心の財政運営を進めてまいります」

 大月良則さんは元県職員、去年暮れまで県の健康福祉部長でした。キャッチフレーズは「世界の城下町・松本の創造」。街の存在感を高め、更に発展をという思いです。

(2月10日)
大月良則さん:
「1年間で1000人の若い人たち、移住者を増やしましょう。そしてさらに、子どもたちをもっと増やしましょう」

 政策では、現市政の「健康寿命延伸」を発展させ、婚活・子育て・移住者への支援などを組み合わせて「人口増加社会」を目指します。出身の波田地区や県職員時代の人脈を生かして、知名度アップを図っています。また引退する菅谷市長が行政経験を評価し「個人的な支援」を表明しています。

大月良則さん:
「(Q.アピールポイント)最前線で責任者として対応してまいりましたので、こうした経験は松本の将来に必ずお役に立てる」

(2月10日 街頭演説)
百瀬智之さん:
「私にも夢と希望がある。夢と希望を環境先進都市・松本、このフレーズに乗せて本日も訴えさせていただいている」

 百瀬智之さんは日本維新の会で国会議員を務めた後、松本市・東筑摩郡区の県会議員に転じました。キャッチフレーズは「環境先進都市」。環境保全と経済発展の両立を掲げます。

百瀬智之さん:
「交通のネットワークをもう一回構成し直すことをやっていきたい。中心市街地ではトラムをはじめ、車を使わなくても市内を回遊できる仕組みをつくっていく」

 政策では最新の路面電車「トラム」による渋滞緩和、市役所を再生可能エネルギーを活用した先進モデルとして現在地に建て替えるとしています。地元の県議という知名度に加え、若さをアピールし、市内の若手経営者の支援を受けています。

百瀬智之さん:
「(Q.アピールポイント)若さを街のエネルギーに変えながら街づくりの推進力、原動力としてやっていきたい」

(2月8日 街頭演説)
上條邦樹さん:
「子どもの教育、スポーツ、健康、身体作り、全てにおいて子供が優先。松本市を日本一、世界一の子どもの育てやすい街に私はしたい」

 会社役員の上條邦樹さんは前回は立候補表明後に出馬を取りやめましたが、今回は「最後までやり抜く」と話します。キャッチフレーズは子育てしやすい街を目指す意味の「子どもファースト」です。

(2月1日)
上條邦樹さん:
「私は松本市長になったら、待機児童、潜在的待機児童、隠れ待機児童、区別も差別もしません。全部解消します」

 政策では保育施設の整備で「待機児童ゼロ」を目指すほか、市役所などの建て替えは白紙に戻して再検討するとしています。組織に頼らない選挙を展開する考えです。

(2月14日 政策発表)
上條邦樹さん:
「(Q.アピールポイント)ダメなものはダメ、うそはうそと指摘しますし、他の方よりも実際の活動、行動に移していくことについては強みがあると思ってますし、自信があります」

 16日、出馬表明した米田龍二さんは歴史研究家。かつて先祖が仕えていたという松本城天守を築いた石川数正・康長父子の顕彰会を去年、立ち上げました。2002年には、大町市長選挙に立候補したこともあります。城を中心とした街作りなど、文化行政に力を入れる考えで、近く政策を発表する予定です。

(16日)
米田龍二さん:
「新たな文化運動を始めるとともに、松本城を中心とした江戸町をつくっていく。そういう動きをしたい」

 6人が名乗りを上げ早くも混戦模様の松本市長選。県下第二の都市の舵取りは誰に託されるのでしょうか。来月8日告示、15日投開票です。 長野放送

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