“新型コロナ”医療・介護現場のマスク不足深刻…「足りていない」1日1枚の使用制限 ネットで手づくりも

 札幌市中央区の時計台記念病院です。院内では医師や看護師、事務職全員がマスクを着用しています。しかし、そのマスクが…

 時計台記念病院 坂口信子・看護部長:「足りてないですね。いつどのくらい供給されてくるかまったくわからない状況ですので」

 現在、確保しているマスクは…

 坂口部長:「これしかないですね。1日に1枚とか2枚とか。使用制限しているので、これだけあれば1週間くらいもつかもしれないですけど」

 通常は1か月分の在庫があるといいますが、現在はわずか1週間分ほど。医師や看護師などの医療従事者は1日平均3枚のマスクを使用していましたが、現在は基本的に1枚でしのがなければなりません。今後は医療用ではない普通のマスクを使うことも考えなければならないといいます。さらに…

 坂口部長:「もしかしたらマスクがなくなってしまうかもしれないということを考え、職員が手づくりマスクの作り方をインターネットで調べ、いざとなったらこういう形でもマスクを確保していこうという覚悟」

 病院にマスクが必要不可欠なのは、新型コロナウイルスを防ぐためだけではなく、免疫力の落ちている患者を様々な感染症から守るためです。

 坂口部長:「我々医療者が患者さんへの発生源にならないというところは、一番大事なことだと思っています」

 高齢者施設でもマスク不足に不安を抱えています。札幌・西区のグループホーム風車の家。69歳から96歳までの18人が暮らしています。高齢者は免疫が落ちているため、介護する職員は全員がマスクを着用しています。

 風車の家 奥田洋さん:「災害時の備蓄としてマスクの備蓄をしているので、一般よりは多く確保しているが、節約しながら使っている」

 こちらでは、季節性の感染症に備え、マスクを確保しています。現在は職員だけが着用していますが、施設内でインフルエンザやノロウイルスの感染が発生したら、入居者もマスクを着用しなければなりません。そうなった場合は1か月ほどしかもたないといいます。普段は外出のたびに取り換えていますが、現在は1日1枚に使用を制限しています。

 奥田さん:「数が限られているので、1個ずつ必要な時に、在庫がなくなった時に出している」

 マスクの管理を強化し節約に努めますが、十分な量を確保するめどはたっていません。 UHB 北海道文化放送

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